間取りを考えるための基本を習得する

間取りを考えるための基本を習得する
・間取りの基本
家の中で快適に暮らせるように考慮して作ることが間取りの基本で、その基本ができていないことが失敗の原因になります。
しかし快適に暮らすと一口に言っても、そこで暮らす家族の趣味・嗜好や生活スタイル、家族構成などにより大きく異なることです。
ただ、家族がくつろげるか、家事はし易いか、動線はどうかなど、抑えておくべき共通する間取りの基本もあります。

共通する間取りの基本の1つ目は、日々の暮らしに密着した家事動線を整えることで、そのポイントは家事のための空間をできる限り近づけるということです。
この家事動線がうまくいっていないことが、間取りの失敗例として多いので注意する必要があります。
2つ目は開放感と距離感のバランスを考えること、3つ目は光と風を取り込む窓の配置を意識すること、4つ目は間取りの自由度を増す可変性を考慮することです。
こうした4つの基本ポイントを抑えながら間取りを検討すると、失敗する可能性を少なくすることにつながります。

インテリアにこだわるご夫婦であれば、間取りや設備面で対立することもあるでしょう。
内装に関しては奥様が強い要望をお持ちであれば、現実的なご主人と予算との兼ね合いで意見が合わず、
何かと対立しがちです。
インテリアの好みが合う夫婦であれば、どこかで折り合いをつけることも可能ですが、二人の好みが全く異なると、
決着をつけるまで時間がかかることもあるでしょう。

もめごとを解決することも重要ですが、もめることなくスムーズに物件購入まで至ることが理想。
そのためのアドバイスとしては、やはり「話し合い」が重要です。また、「事前に譲れないポイントを明確化」
しておくと問題の解決も出来ますね。

・営業マンではなく自分で動く
本物のプロの営業マンなら、夫婦の意見をしっかり聞いた上で、理想とする間取りを提案するでしょう。
でも会社にとってできる営業マンとは、夫婦の意見を聞く人ではなく、残念ながらどちらか片一方に味方します。
100%の理想を実現するには、営業マンに任せっぱなしにするのではなく、時には自ら動くことも必要です。